Jay@JChallengeblogです。
社会人になってもう15年近くたつJayですが、これまで3回会社を変えてきました。業界は違うんですが、「営業」という仕事をし続けています。
実はこれまで働いてきた会社は全て同族企業です。本当に偶然で、意識してるわけではないんですよね。これまで所属していた会社の創業者は引退し2代目が経営しているのが2社、創業者が起業した会社が1社となります。全て非上場です。
一族経営で有名なのは日系企業はトヨタ自動車、カシオ、サントリー、ユニ・チャームですね。海外の企業を見ると、フォード、ヴァージン、タタなんかが有名ですね。自国だけでなく、海外でもブランド認知されており、成功している一族経営ですよね。
そんなセミプロJayが、一族経営で働くメリットとデメリットを体験を基に
お伝えしたいと思います。結論を先に書きますが、一族経営の会社で働くのは、
一族以外の人間なら、おすすめはしないです。
メリット
沢山あるメリットの中で一番を挙げるとしたら、創業者に気に入られると待遇が良くなるです。創業者の鶴の一声で給料が上がったり、役職が付きます。
Jayが初めて働いた会社での事ですが、ある若くて元気があり仕事ができる営業マンが社長に気に入られ、30代半ばで海外の子会社に出向し、10年ほど経験した後、40代半ばで執行役員になっていました。この方、仕事人間で独身です。ずーっと仕事ばかりしてきて、実績を上げ、自分だけでなく他人にも厳しい人で、多くの社員から煙たがられていましたが、仕事は抜群にできました。仕事人間で実績を残すと一族に気に入られ、厚遇される典型的なパターンでした。まあ、私は傍から見てて、こんな人間にはなりたくないと思っていましたね(笑)
色々メリットを考えてみたんですが、これくらいしかありませんでした!
では次にデメリットに行ってみましょう。
デメリット

デメリットは結構ありますよ。実際にJayが経験した事と、知り合いに聞いた内容となりますが、内容を列挙していきます。
- 人間関係が悪い
- 社内に敵が多い
- 一族から目を付けれられるとサラリーマン人生終了
- トップダウンで指示されるので、自分の成長が少ない
- 役職に制限がある
- 経営者の実力内でしか成長できない
まだまだありそうですが、とりあえずこんなんでしょうか。
①と②については、自分が経営者に気に入られたいから、相手を陥れる事が良く起こります。
自分が社長に気に入られたいからと言って、〇〇さんが会社の悪口を言ってましたよ的な事を社長にチクる事もあるんです。それで翌日にはその人は解雇されて・・・。これ実はです。ちなみに2社目の会社は在籍した1.5年で15人は解雇になっています。(恐ろしい・・)
③と④は無事にYesマンのできあがりです。会社の方向性が間違っていたからと言って、経営者に「それは違う」とは言えないですよね。言っても自分には見返りがないわけで、下手すると不遇な目に合うので、ダンマリが正解になります。
⑤は上のポジションは親族(創業者、嫁、息子、娘)が牛耳るので、副社長や取締役に就くのが難しいと思います。現在の会社は会長が創業者(父)、社長が息子、専務が創業者の嫁、監査役が創業者の娘で、それ以外の役委員はいません。会社の組織図さえ開示していないので、正直よくわからないです(-_-;)大丈夫か、この会社は!
⑥新しい事に挑戦したり、組織内を変えたり、販路拡大に向けて海外へ出たりと、戦略を考えるのが経営者ですが、一族だとこの辺りが弱いですね。自分で考えられる範囲内のことしかできないのが残念です。
Jayと知り合いの一族経営の会社で受けた実体験を紹介します。
- 社長の家の草刈りが毎年あり、日曜日にただ働きさせられる。
- 社長の子供(小学生)が空港に行くので、社用車で送迎に行かされた。
- 社長が中国人の愛人と一緒にタイに行き、それを口留めさせられた。
- 新しいアイディアができたと言って、朝の2時に電話があり、直ぐ会社に来て打ち合わせしようと指示があった。
漫画や映画の中のストーリーかと思いましたが、実際はあるんですね、こんな事。
愛人の件の口止めなんて、「くだらねぇ」と叫びたくなるくらいでしたね。
まとめ
メリットとデメリットを比較すると、圧倒的にデメリットが多いので、一族経営には就職しない方が良いですね。面接を受ける前に会社のホームページで経営者を確認する事は重要ですし、気になる事があれば失礼のない範囲で面接官に聞けば良いと思います。
ただ、一族から気に入られて厚遇を目指すのも良いですし、色々な仕事を任せられるチャンスにもなりますよ。
Jayが次に転職をする場合は、絶対に一族経営は避けます(笑)
ここまで読んでいただき、有難うございました。 Jay@JChallengeblog