資産運用

アメリカ株の四半期決算に備えてする事

Jay@JChallengeblogです。このブログを読んでいただくと、下記の事が分かります。

要約

個人投資家は決算を確認する事で買い/売り/ホールドの判断ができるが、決算内容を見ず株価や配当利回りだけを見ている人が多い。そんなJayもそんな一人でしたが、ポイントを押さえれば英語力も必要なくそんな難しくない。必要な情報の入手方法と決算書を追わなかった愚か者の末路に言及しています。

先週から、多くのアメリカ株の四半期決算発表が続いています。自称サラリーマン投資家のJayも個別銘柄のチェックは毎回するようにしています。投資を初めた2016年には決算書の見方も分からず、保有銘柄の株価と利益率ばかり追っていましたが、いかに愚かな行動だったかと、今にして思うわけです。

当初は個別銘柄中心に保有していましたが、現在はインデックス株を中心、サテライトとして個別銘柄のVisa(V)のみ保有しているので、決算を追いかけるのがそこまで心理的に苦ではなくなりました。また、投資本やブログを読むことで、見方が詳細に出ており、全ての決算資料を読むのではなく、必要な数字(予想と実績)を比較する事が重要だと理解できました。

つまり決算発表の前にチェックするのは、EPSと売上の予想額となります。

四半期決算は重要

多くの投資家は自分の保有する銘柄の決算日を抑えて、発表された内容を確認し、売りや買いの判断をする為に、毎回しっかり確認しているはずです。もしその様にせず、株価や利回りだけ見ているなら、大きな間違いですので、かならず決算書は確認してください。そんなに難しい事ではないので、それができないという事は、保有銘柄が多すぎの可能性がありますので、管理ができないのであれば、インデックス投資を中心に運用する事をお勧めします。

なぜ四半期決算が重要なのかというと、株価は常に未来を反映させたがる為です。現在の株価は、未来の会社の業績を織り込みます。決算が良かった場合、四半期決算発表後に株価は買われ、当然その逆も起こります。また5Gを駆使したハイテク株が伸びていますが、5Gを使用した未来が明るく関連銘柄の売り上げが見込まれるからです。逆にESG投資や健康被害が取り上げられているので、タバコ株の株価は低迷気味になっています。この様に環境が変わると売上に影響が出て、決算書にも悪い影響がでる事から、投資家たるもの年4回の決算書の確認が必要になるわけです。

予想を調べる

Visa株価

先ずはGoogleでアメリカのYahoo Financeを開き、銘柄検索でVisaを検索すると下記の様なページが開きます。チャートの左にあるEarnings Date Jan 29, 2020は、現地での四半期決算の発表日となります。これで決算発表日は確認できました。

次にAnalysisをクリックします。下記の様な表が現れます。確認するのは、Earnings EstimateとRevenue Estimateです。Earning Estimate

オレンジ色の線のEarnings EstimateのCurrent Qtr(Dec 2019)の1.46に注目してください。これはEPS(1株あたり利益)の見込みを表しています。その右となりが次の四半期決算の見込みEPSが1.45となります。 このままメモ帳に数字を記入しておきましょう。

次にRevenue Estimateを確認します。

Revenue Estimate

同様にオレンジ色の線のAvg Estimate Current Qtr (Dec 2019)の6.07Bが予想で、隣の6.1Bが次回四半期決算(3月末締)の見込みとなります。6.07B、6.1Bをメモに取っておいてください。まとめると、四半期決算が出る前に、下記を記入しておくと言う事です。

Current Qtr Next Qtr
Earnings Avg Estimate
Revenue Avg Estimate

良い決算

では四半期決算報告が出た時に、予想と見比べて良いのか悪いのかを見定めていきます。では良い決算とは何でしょうか?広瀬隆雄著 世界一わかりやすい米国式投資の技法に下記の様に記載があります。

  • EPS(1株当たり利益)がコンセンサス(業績予想)を上回る
  • 売上高がコンセンサス(業績予想)を上回る
  • 来期以降の会社が発表するガイダンスがコンセンサス(業績予想)を上回る

これら3点が予想より実績が上回ったのが良い決算となります。つまり1つでも上回る事ができなければ、悪い決算とも言えます。優良銘柄は毎四半期決算できっちり全て上回り、株価を上昇させてきました。Visaはまさにその代表銘柄になっています。逆に言うと、その様な銘柄は常に割高になっています。未来の成長を見込みんで、株価が上昇してしまうから。

決算書を追わなかった者の末路

バフェット銘柄で有名なクラフトハインツ(KHC)。日本でもその名は知られているので、安心していて決算書を追わなかった投資家は、ちょうど1年前の通期決算で赤字となり、株価大暴落となりました。

クラフトハインツ株価暴落

2017年6月より右肩下がりとなっており、売上が2四半期連続で業績予想よりマイナスとなった事から、売り込まれたと推測できます。実は売上は2017年から停滞していたので、株価が下がっていく事は、決算書から見て取れたと思います。個人投資家は毎四半期確認し売り/買い/ホールドの判断をしなければならないと思っています。それを怠って、「バフェットが持っているから安心」、「強いブランド名だから大丈夫」、「生活必需品だから株価は戻る」という事が聞こえますが、信じるのは決算書内容であって、その他の声ではないという事です。しっかり考えて、分析する必要があると思います。

まとめ

Jayも以前は全くチェックしておらず、株価と配当利回りだけ見てただけでした。この機会に決算のポイントを調べてみてはどうでしょうか。英語の決算書全てを読んで理解できれば良いですが、そこまですると時間もかかるし続かないと思いますので、ポイントだけで大丈夫です。クラフトハインツ(KHC)の暴落を未然に防ぐことができた可能性がありますので、自分の大切な資産は自分で守るしかありません。

ここまで読んでいただき、有難うございました。 Jay@JChallengeblog

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